“臼搗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすつ50.0%
うすづ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臼搗うすつきの仕事を手伝いながら、ここから遠くない中国街道の頻繁なうわさから、もし武蔵の便りでも知れようかと、唄もない多年の「会えざる恋」を秘めて、染屋の庭の秋のの下に、黙々と
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
更にその兄王の河を渡りまさむ時のために、船かぢを具へ飾り、また佐那葛さなかづらの根を臼搗うすづき、その汁のなめを取りて、その船の中の簀椅すばしに塗りて、蹈みて仆るべくけて、その王子は、たへ衣褌きぬはかま