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檝
ふりがな文庫
“檝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぢ
60.0%
かじ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぢ
(逆引き)
兵士
(
いくさびと
)
を隱し伏せ、鎧を衣の中に
服
(
き
)
せて、河の邊に到りて、船に乘らむとする時に、その
嚴飾
(
かざ
)
れる處を
望
(
みさ
)
けて、弟王その
呉床
(
あぐら
)
にいますと思ほして、ふつに
檝
(
かぢ
)
を取りて船に立ちませることを知らず
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
況
(
いはん
)
や
金薄
(
きんぱく
)
半ば剥げたる大窓の
※
(
けづ
)
らざる板もて圍まれたるありて、大廈の一部まことに
朽敗
(
きうはい
)
になん/\としたるをや。既にして
梵鐘
(
ぼんしよう
)
は聲を
斂
(
をさ
)
めて、
檝
(
かぢ
)
の水を撃つ音より外、何の響をも聞かずなりぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
檝(かぢ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かじ
(逆引き)
小さい船の上に千手観音の像を造り立て手に
檝
(
かじ
)
を持たせ、祈請三年に及び北風を得て出発したとある。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
檝
(
かじ
)
の音ゆるく太しや
行々子
(
ぎょうぎょうし
)
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
檝(かじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
檝
部首:⽊
17画
“檝”を含む語句
小檝
柁檝
柂檝
船檝
“檝”のふりがなが多い著者
与謝野礼厳
太安万侶
稗田阿礼
中山太郎
高浜虚子
ハンス・クリスチャン・アンデルセン