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斂
ふりがな文庫
“斂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おさ
57.1%
をさ
19.0%
あつ
4.8%
しま
4.8%
や
4.8%
れん
4.8%
をさま
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おさ
(逆引き)
「これは鬼神の食物を
斂
(
おさ
)
める処である、酒を花の下に置き、犬をそこここの樹下に繋いでから、時刻のくるまでここに隠れているがよい」
美女を盗む鬼神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
斂(おさ)の例文をもっと
(12作品)
見る
をさ
(逆引き)
贋金つくりが羽を
斂
(
をさ
)
めて、其まゝヂツとして居たら、平次も恐らく手の下しやうが無かつたことでせう。
銭形平次捕物控:274 贋金
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
斂(をさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あつ
(逆引き)
斂
(
あつ
)
むべからず
貧
(
まず
)
しき
者
(
もの
)
と
旅客
(
たびびと
)
のためにこれを
遺
(
のこ
)
しおくべし
聖家族
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
斂(あつ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しま
(逆引き)
肌がぴいんと
斂
(
しま
)
って来た気がする。自然な温かい気持ちになり、モウレツに激しい恋をしてみたくなる。いろんな記憶の底に、男の思い出がちらちらとする。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
斂(しま)の例文をもっと
(1作品)
見る
や
(逆引き)
風も
斂
(
や
)
まつて林の中は
森
(
しん
)
として居た。烏が一羽、連れから離れたやうに、「があ、があ。」と啼きながら奥山の方へ飛んで行つた。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
斂(や)の例文をもっと
(1作品)
見る
れん
(逆引き)
「三日。雨。冷気甚。暮時御入棺。」正寧の
斂
(
れん
)
である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
斂(れん)の例文をもっと
(1作品)
見る
をさま
(逆引き)
驢に乘りて
草寮
(
こや
)
に至れば、博士は踞座して我等を待てり。促し立てゝ共に出づるに、風
斂
(
をさま
)
り月明かなり。
拿破里
(
ナポリ
)
灣に沿ひて行けば、熔岩の赤き影と明月の青き影と、波面に二條の長蛇を跳らしむ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
斂(をさま)の例文をもっと
(1作品)
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斂
漢検1級
部首:⽁
17画
“斂”を含む語句
苛斂誅求
収斂
苛斂
収斂性
収斂剤
収斂味
収斂級数
斂抑
斂縮
税斂
聚斂
“斂”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
加能作次郎
南方熊楠
小山清
幸田露伴
森鴎外
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
高村光太郎
柳田国男
正岡子規