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『聖家族』
ふりがな文庫
『
聖家族
(
せいかぞく
)
』
ヨセフは牛の頸に繋ぐ軛をこしらえていた。すると、傍の寝床の中で眠っていた息子のイエスが目をさまして、泣声をたてた。この寝床は、イエスがベツレヘムの馬小屋で生れたときに寝床の代りをした馬槽に模って、ヨセフがこしらえたものであった。ヨセフは手に …
著者
小山清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸 第十一巻第三号」河出書房、1954(昭和29)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
外
(
おんも
)
掌
(
てて
)
田野
(
たはた
)
模
(
かたど
)
菓
(
くだもの
)
穫
(
かる
)
落
(
おち
)
外
(
はず
)
斂
(
あつ
)
旅客
(
たびびと
)
義務
(
つとめ
)
尽
(
ことごと
)
鞋
(
くつ
)
傍
(
かたわら
)
馬槽
(
うまぶね
)
隅々
(
すみずみ
)
遺穂
(
おちぼ
)
遺
(
のこ
)
軛
(
くびき
)
貧
(
まず
)
頭
(
かしら
)
谷間
(
たにあい
)
亦
(
また
)
者
(
もの
)
節榑
(
ふしくれ
)
穀物
(
こくもつ
)
汝等
(
なんじら
)
汝
(
なんじ
)
拾
(
ひろ
)
夜業
(
よなべ
)
地
(
ち
)
取尽
(
とりつく
)
題名が同じ作品
聖家族
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
聖家族
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)