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鞋
ふりがな文庫
“鞋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わらじ
34.8%
くつ
30.4%
わらぢ
17.4%
あ
4.3%
サパギー
4.3%
サンダラ
4.3%
サンダル
4.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらじ
(逆引き)
前刻
(
さっき
)
から響いていた、
鉄棒
(
かなぼう
)
の音が、ふッと
留
(
や
)
むと、さっさっと沈めた
鞋
(
わらじ
)
の響き。……夜廻りの威勢の可いのが、肩を並べてずっと寄った。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鞋(わらじ)の例文をもっと
(8作品)
見る
くつ
(逆引き)
許宣はしかたなしに
鞋
(
くつ
)
を脱ぎ
襪
(
くつした
)
も
除
(
と
)
ってそれをいっしょに縛って腰に
著
(
つ
)
け、
赤脚
(
はだし
)
になって四聖観の簷下を離れて湖縁へと走った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鞋(くつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
わらぢ
(逆引き)
どうしたことかと不思議に思ひながら、
鞋
(
わらぢ
)
を締め直してゐると、そこへ目の前に、綺麗な女が雨傘を差して現れた。
雨
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
鞋(わらぢ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
あ
(逆引き)
華美の戰
鞋
(
あ
)
を耀ける其双脚に穿ちつゝ
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
鞋(あ)の例文をもっと
(1作品)
見る
サパギー
(逆引き)
しめっぽくて強い木の香のみちた船艙に
鞋
(
サパギー
)
をはいた農民たちが
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
鞋(サパギー)の例文をもっと
(1作品)
見る
サンダラ
(逆引き)
數月の間行李の中に鎖されゐたる我
晴衣
(
はれぎ
)
はとり出されぬ。帽には美しき薔薇の花を揷したり。身のまはりにて、最も怪しげなりしは
履
(
はき
)
ものなり。靴とはいへど羅馬の
鞋
(
サンダラ
)
に近く覺えられき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
鞋(サンダラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
サンダル
(逆引き)
旅杖
(
たびづゑ
)
一つ、
鞋
(
サンダル
)
に岩角を踏み小石を踏みて汗になりつゝ、徒歩し玉ひし師の昔を思ふ。タオルもてヘルメツト帽の上より頬かむりし、
旅袋
(
たびぶくろ
)
より毛布取出して鞍上に敷きて、また行く。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
鞋(サンダル)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞋
漢検1級
部首:⾰
15画
“鞋”を含む語句
草鞋
草鞋穿
古草鞋
泥草鞋
草鞋掛
素草鞋
脚絆草鞋
草鞋脚絆
藁鞋
武者草鞋
芒鞋
麻鞋
雪鞋
御草鞋
草鞋銭
草鞋虫
陣草鞋
血草鞋
草鞋錢
軽鞋
...
“鞋”のふりがなが多い著者
山東京山
徳冨蘆花
小林多喜二
作者不詳
小山清
正宗白鳥
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
柳田国男