“血草鞋”の読み方と例文
読み方割合
ちわらじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「平井山の陣地にも、野菊は咲いていたろうが、かかるにおいは気づかなかった。かかる色も眼にはなかった。——血草鞋ちわらじに踏みつけておってはな。はははは」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)