“汝等”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なんじら18.5%
なんぢら13.8%
うぬら12.3%
おのれら6.2%
にしら6.2%
ミマシタチ6.2%
きさまら4.6%
ことら4.6%
なれら4.6%
いましら3.1%
(他:13)19.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“汝等”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲100.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > フランス文学 > 詩5.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
嗚呼ああ盲目なるかな地上の人類、汝等なんじらは神の名においあやまちを犯せる人の子の生命を断ちつつある。
これうものは汝等なんじらにあらず、うちにありていたまうなんじらのちちれいなり。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
カピューレットよ、モンタギューよ、汝等なんぢらにんよし爭論あらそひもととなって
わがこの不幸ふかう汝等なんぢらにもくやますため、きびしい科料くわれうくわさうずるわ。
汝等うぬらはかって、見事に妖物邸ばけものやしきにしおおせる。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汝等うぬらア! 来いッ! かたまって来い! ちくしょう……ッ!」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
汝等おのれら来るか!」と物凄い声がふたたび森林から聞こえたが、すぐにバラバラバラと飛礫つぶてが雨のように降って来た。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
汝等おのれら待てーッ」と右近丸は叫びを上げながら走り出した。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「阿呆め! 余計な者連れて来やがって、一升餅損したぞ。そら汝等にしらにもやるから、くれてやった餅ばあ、早く行ってもらい返して来い。」
手品 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「俺は、もう、これきりの人間だ。山茶花など! それより、汝等にしらせえ、幸福しあわせで……」
山茶花 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
汝等ミマシタチ進んで、石城シキコボつて、新京の時世装にカナうた家作りに改めよと、仰せ下された。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
汝等ミマシタチ進んで、石城を毀つて、新京の時世裝に叶うた家作りに改めよ、と仰せ下された。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
紳士 黙れ。影法師か何か知らんが、汝等きさまら三人の黒い心が、形にあらわれて、俺の邸の内外を横行しはじめた時だ。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紳士 黙れ。影法師かなにか知らんが、汝等きさまら三人の黒い心が、形にあらはれて、俺のやしきの内外を横行しはじめた時だ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「女とあなどって無体むたいしやると用捨は致しませぬぞ、痩せても枯れても正木作左衛門の娘じゃ、けがらわしい、誰がお汝等ことらの酌などしようぞ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お汝等ことらはどこの者か」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平手打ひらてうちくらはせり、我は汝等なれら傭兵ばらを物の数とも思はざり。
血を流し汝等なれらあるべし音のみかその頭割づわりよきしこの鉢金
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
食国をすくにとほ御朝廷みかどに、汝等いましらまかりなば、平らけく吾は遊ばむ、手抱たうだきて我は御在いまさむ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
食国をすくにの とほ朝廷みかどに 汝等いましらし 斯くまかりなば 平らけく 吾は遊ばむ 手抱たうだきて 我は御在いまさむ 天皇すめらが うづの御手みてち 掻撫かきなでぞ ぎたまふ うち撫でぞ 労ぎたまふ 還り来む日 相飲まむぞ この豊御酒とよみき
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
汝等みましたち進んで、石城しきこぼって、新京の時世装に叶うた家作りに改めよと、仰せ下された。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここに天皇、大山守の命と大雀の命とに問ひて詔りたまはく、「汝等みましたちは、兄なる子と弟なる子と、いづれかしき」と問はしたまひき。
「陰気だ陰気だ、此奴こいつ滅入めいって気が浮かん、こりゃ、汝等わいら出てはしゃげやい。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ご苦労だった。汝等わいらああっちで休んでいいから、仙太と五介は縄尻を持て」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汝等いましたち八鹽折やしほりの酒を、また垣を作り𢌞もとほし、その垣に八つの門を作り、門ごとに八つの假庪さずき
サン 鬪爭けんくわなら敵手あひてにならう。汝等おぬしたちにはけんぞ。
……仇敵同士かたきどうしいづれにあるぞ? カピューレット! モンタギュー!……い、これみな汝等おぬしたち相憎惡にくみあひ懲罰こらしめてんわざ子供等こどもらあいしあはせ、もっ汝等おぬしら歡樂よろこびをばころさせられたわ。
……ても憫然ふびんつなよの、汝等おぬしらだまされたなう、汝等おぬしらわしもぢゃ、ロミオが追放つゐはうになりゃったによって。
われ汝等おぬしら確執なかたがひ等閑なほざり視過みすごしたるつみによって、近親うから二人ふたりまでもうしなうた。
時に長者は二人の子を枕に招きて、死するも生くるも天命なれば汝等そちたちみだりに歎くべからず、ただ我終焉いまわに臨みて汝等に言ひ置くことあればく心に留めて忘るるなかれ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
よしや仔細を聴たとてまさか私が狼狽うろたへまはり動転するやうなことはせぬに、女と軽しめて何事も知らせずに置き隠し立して置く良人うちのひとの了簡は兎も角も、汝等そなたたちまで私を聾に盲目にして済して居るとは余りな仕打
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
弟にも真実の砂金を袖より出して大切だいじにせよと与へたといふ、話して仕舞へば小供欺しのやうぢやが仏説に虚言うそは無い、小児こども欺しでは決してない、噛みしめて見よ味のある話しではないか、如何ぢや汝等そなたたちにも面白いか
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
汝等なむぢらが欺かれたるはもつとものことなり、すこし咎申付とがめまうしつくる所存なし、しかし汝は格別世話にもなりたる者なれば、汝が菩提所ぼだいしよへなりとも、死骸葬り得さすべしと仰有之候おほせこれありそろに付
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ピータ すれば、その從僕さんぴんさまのお帶劍こしのもの汝等ぬしら賤頭どたませてくれう。
「おつぎみんなでもめさせろ、さうしてわれめつちめえ、おとつゝあかせえでたから汝等わつられからよかんべえ」卯平うへいはいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「えゝからけはあ、汝等わつらてえな餓鬼奴等がきめらごや/\ちや五月蠅うるさくつてやうねえから」與吉よきち悄々しを/\つた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「そんな料簡れうけんだから汝等わツら駄目だめだ、本當ほんたうにやつてつもりでやつてろ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
おらこゝでなくなつちや汝等わツら大變たえへんだつけな」勘次かんじあひだしばらいてぽさ/\としていつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)