“汝等”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんじら19.2%
うぬら15.1%
なんぢら13.7%
おのれら6.8%
きさまら5.5%
にしら5.5%
ミマシタチ5.5%
ことら4.1%
なれら4.1%
わいら2.7%
いましら2.7%
みましたち2.7%
おぬしら1.4%
わつら1.4%
わツら1.4%
おぬしたち1.4%
そなたたち1.4%
いましたち1.4%
そちたち1.4%
なむぢら1.4%
ぬしら1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々せよ、それはらを衆議所し、会堂にてたん。また汝等わがによりて、たちたちのかれん。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「ブッ失敬な奴だ。」とらし、「たって入りたくば切符を買え、切符を。一枚五十銭だぞ、汝等に買える理窟は無いわい。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
爾後公安るにては汝等いぞよ。今日者共立退れ、カピューレットはれ。
汝等来るか!」と物凄い声がふたたび森林から聞こえたが、すぐにバラバラバラと飛礫が雨のように降って来た。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「仕方がないって済まされんぞ。それにこの会は何も汝等施行をするんじゃない、収入額は育児院へ寄附に相成るのだ。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「阿呆め! 余計な者連れて来やがって、一升餅損したぞ。そら汝等にもやるから、くれてやった餅ばあ、早く行ってもらい返して来い。」
手品 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
是に八上比売、八十神に答えけらく、汝等の言は聞かじ。大穴遅神にわなと云う。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
「女とって無体しやると用捨は致しませぬぞ、痩せても枯れても正木作左衛門の娘じゃ、けがらわしい、誰がお汝等の酌などしようぞ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「誰かと思や、汝等は生不動の乾分共だな。意気地のねえ親分を持ちやがって、その見すぼらしい態も気の毒だが、古風なことを吐かしやがると、神田川のどん底をめさせるぞ」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
食国御朝廷に、汝等りなば、平らけく吾は遊ばむ、手抱きて我は御在さむ、天皇がうづの御手もち、掻撫でぞぎたまふ、うち撫でぞぎたまふ、り来む日まむ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ここに天皇、大山守の命と大雀の命とに問ひて詔りたまはく、「汝等は、兄なる子と弟なる子と、いづれかしき」
汝等確執等閑視過したるによって、近親二人までもうた。御罰れたるはない。
「おつぎみんなでもめさせろ、さうしてめつちめえ、おとつゝあえでたから汝等れからよかんべえ」卯平はいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
婆奴等あななんてつけが、えゝから汝等つててろ、なんてそれからぐうつとふんめえて、背中こすつたな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
……仇敵同士れにあるぞ? カピューレット! モンタギュー!……い、汝等相憎惡懲罰子供等しあはせ、汝等歡樂をばさせられたわ。
話して仕舞へば小供欺しのやうぢやが仏説に虚言は無い、小児欺しでは決してない、噛みしめて見よ味のある話しではないか、如何ぢや汝等にも面白いか、老僧には大層面白いが
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
汝等八鹽折の酒を、また垣を作り𢌞し、その垣に八つの門を作り
時に長者は二人の子を枕に招きて、死するも生くるも天命なれば汝等みだりに歎くべからず、ただ我終焉に臨みて汝等に言ひ置くことあればく心に留めて忘るるなかれ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
余が眼目をさへませし程のやつ、汝等が欺かれたるはものことなり、咎申付る所存なし、しかし汝は格別世話にもなりたる者なれば、汝が菩提所へなりとも
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ピータ すれば、從僕さまのお帶劍汝等賤頭せてくれう。(短き鈍劍を拔いて揮り𢌞し)これ、大概大言めぬと、太鼓面をはりまげてへめりこますぞよ、は如何だ?