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無体
ふりがな文庫
“無体”のいろいろな読み方と例文
旧字:
無體
読み方
割合
むたい
87.5%
むてい
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むたい
(逆引き)
「女と
侮
(
あなど
)
って
無体
(
むたい
)
しやると用捨は致しませぬぞ、痩せても枯れても正木作左衛門の娘じゃ、けがらわしい、誰がお
汝等
(
ことら
)
の酌などしようぞ」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瞼
(
まぶた
)
をべつかつこうした小僧もあり、平身低頭の老番頭、そのかげから、昔、かけ先きの間違ひで
無体
(
むたい
)
に解雇した中年の男のうらめしさうな顔も出る。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
無体(むたい)の例文をもっと
(14作品)
見る
むてい
(逆引き)
財産といったところで、元々死んだ山本の親爺さんのもの、貴様が我が物顔に振舞っているのが、
無体
(
むてい
)
癪
(
しゃく
)
に触ってかなわねえのだ
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
だから昔師匠のこしれえてくれた
器
(
うつわ
)
じゃ、お前ってものはもうハミだすようになっちまったんだ。だから
拠所
(
よんどころ
)
なく
他
(
ほか
)
の器へ入る。それがまた師匠にゃ
無体
(
むてい
)
癪に障るとこういうわけなんだ。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
無体(むてい)の例文をもっと
(2作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
検索の候補
御無体
無理無体
勿体無
“無体”のふりがなが多い著者
富田常雄
正岡容
林不忘
吉川英治
中里介山
海野十三
菊池寛
久生十蘭
江戸川乱歩
夏目漱石