“むたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無態50.0%
無体46.2%
無躰3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうせあたしゃ無態むたいさ。——この煙草入たばこいれもおまえげるから、とっととかえってもらいたいよ」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
何をいっても耳をかさずに、両手を取って手先の者は、お綱と弦之丞をムリ無態むたいに舟から揚げて、東奉行所へ引っ立てて行こうとする。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
無体むたい恋慕れんぼながら真剣である、怖ろしさの極みであるけれども、その心根こころねを察してやれば不憫ふびんでもある。
「それだ。その二人を、牢人体ろうにんていの男が、無体むたいに連れ去ったというが、その行く先を知るまいか」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もない。はじめからひとつまつかつてものをふ、悪魔あくま所業しわざぢや、無理むり無躰むたい法外ほふぐわい沙汰さたおもへ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)