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無態
ふりがな文庫
“無態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むたい
75.0%
ぶざま
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むたい
(逆引き)
何をいっても耳をかさずに、両手を取って手先の者は、お綱と弦之丞をムリ
無態
(
むたい
)
に舟から揚げて、東奉行所へ引っ立てて行こうとする。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あらかじめ
企
(
たくら
)
んだものと見え、道場の前へ差しかかりますと、ご門弟衆バラバラと立ち出で、無理
無態
(
むたい
)
に私を連れ込み、是非にと試合を望みましたれば……」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
無態(むたい)の例文をもっと
(15作品)
見る
ぶざま
(逆引き)
包みは大きい割にさほど重くもなかつたが、小さな私の背丈にもあまる位だつたので、それを背負つて歩く恰好は、見るも
無態
(
ぶざま
)
なものだつた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
信吾が入つて來た時、昌作は、窓側の机の下に毛だらけの長い脛を投げ入れて、
無態
(
ぶざま
)
に頬杖をついて熱心に
喋
(
しやべ
)
つてゐた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
無態(ぶざま)の例文をもっと
(5作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙
検索の候補
御無態
無頼者態
“無態”のふりがなが多い著者
田中英光
邦枝完二
加能作次郎
吉川英治
石川啄木
国枝史郎