汝等なむぢら)” の例文
余が眼目をさへくらませし程のやつ、汝等なむぢらが欺かれたるはもつとものことなり、すこし咎申付とがめまうしつくる所存なし、しかし汝は格別世話にもなりたる者なれば、汝が菩提所ぼだいしよへなりとも
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)