“そちたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汝達33.3%
其方達33.3%
汝等33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝達そちたち談話はなしはようわしにもきこえてました。人間にんげん母子おやこ情愛じょうあいもうすものは、たいていみなああしたものらしく、俺達わしたち世界せかいのようになかなかあっさりはしてらんな。
汝達そちたちには、姿すがたはあれど、しかしそれはもと肉体にくたいとはまるっきりちがったものじゃ。
外し素湯さゆを呑やゝあつて十兵衞はひざ立直たてなほかくも我さへ居ずばつまや子に然まで難儀はかゝるまじ思ひ定めし事成ば何樣あつても己は居られぬ留守るす其方達そちたちまもつてくれといふ袖袂そでたもと取縋とりすがり此身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
時に長者は二人の子を枕に招きて、死するも生くるも天命なれば汝等そちたちみだりに歎くべからず、ただ我終焉いまわに臨みて汝等に言ひ置くことあればく心に留めて忘るるなかれ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)