“おのれら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汝等55.6%
己等33.3%
自己等11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平和へいわみだ暴人ばうじんども、同胞どうばうもっ刃金はがねけが不埓奴ふらちやつ……きをらぬな?……やア/\、汝等おのれらよこしまなる嗔恚しんにほのほおの血管けっくわんよりながいづむらさきいづみもっさうとこゝろむる獸類けだものども
他人に対してかゝる不敬の称号を呈するにさきだつて、己等おのれらかつて狂気せる事あるを自認せざるからず、又何時いつにても狂気し得る資格を有する動物なる事を承知せざるべからず
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
魚や鳥獣の肉は、人々皆自己等おのれらはその新鮮なのを賞していると思っている。
貧富幸不幸 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)