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じぶんら
ふりがな文庫
“じぶんら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
自分等
81.8%
己等
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分等
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
は
過去
(
くわこ
)
を
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
いて、
事
(
こと
)
の
成行
(
なりゆき
)
を
逆
(
ぎやく
)
に
眺
(
なが
)
め
返
(
かへ
)
しては、
此
(
この
)
淡泊
(
たんぱく
)
な
挨拶
(
あいさつ
)
が、
如何
(
いか
)
に
自分等
(
じぶんら
)
の
歴史
(
れきし
)
を
濃
(
こ
)
く
彩
(
いろど
)
つたかを、
胸
(
むね
)
の
中
(
なか
)
で
飽迄
(
あくまで
)
味
(
あぢ
)
はひつゝ
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
箱根
(
はこね
)
、
伊豆
(
いづ
)
の
方面
(
はうめん
)
へ
旅行
(
りよかう
)
する
者
(
もの
)
は
國府津
(
こふづ
)
まで
來
(
く
)
ると
最早
(
もはや
)
目的地
(
もくてきち
)
の
傍
(
そば
)
まで
着
(
つ
)
ゐた
氣
(
き
)
がして
心
(
こゝろ
)
も
勇
(
いさ
)
むのが
常
(
つね
)
であるが、
自分等
(
じぶんら
)
二人
(
ふたり
)
は
全然
(
まるで
)
そんな
樣子
(
やうす
)
もなかつた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
じぶんら(自分等)の例文をもっと
(9作品)
見る
己等
(逆引き)
秀夫はふとまだ他にちがった婢がいて、
己等
(
じぶんら
)
のようなふりの客の処へは出ずに、金を多く使う客の処へ出ているかも判らないと思いだした。で、も一度月給を貰った時に往ってみようと思った。
牡蠣船
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それは二段抜の初号
標題
(
みだし
)
で
畜生道
(
ちくしょうどう
)
におちた
兄妹
(
きょうだい
)
としたものであった。神中の頭はわくわくとした。神中はくいつくようにしてその記事に眼をやった。それは
己等
(
じぶんら
)
兄妹
(
きょうだい
)
を傷つけた憎むべき記事であった。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
じぶんら(己等)の例文をもっと
(2作品)
見る
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