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己等
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じぶんら
ふりがな文庫
“
己等
(
じぶんら
)” の例文
秀夫はふとまだ他にちがった婢がいて、
己等
(
じぶんら
)
のようなふりの客の処へは出ずに、金を多く使う客の処へ出ているかも判らないと思いだした。で、も一度月給を貰った時に往ってみようと思った。
牡蠣船
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
それは二段抜の初号
標題
(
みだし
)
で
畜生道
(
ちくしょうどう
)
におちた
兄妹
(
きょうだい
)
としたものであった。神中の頭はわくわくとした。神中はくいつくようにしてその記事に眼をやった。それは
己等
(
じぶんら
)
兄妹
(
きょうだい
)
を傷つけた憎むべき記事であった。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“己等”で始まる語句
己等能麻知