“伊豆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いず78.9%
いづ21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊豆いず田方たがた郡の盆の竈などは、これを作り上げる者は十四歳の娘ときまっていた。珍しい話だがその時は必ず腰巻を取って出て来た。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
伊豆いず地震の時に各地で目撃された「地震の光」の実例でも、一方から他方へ光が流れたというような記録がかなりたくさんにあったが
人魂の一つの場合 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「吉三郎は相模者で、お前は伊豆いづ——海一つ向うだな、——番頭の與母吉は何うだ。ちよいちよいお前を附け廻したと言ふではないか」
そんなわけ伊豆いづ山からかへつてくると、早速家の近くに通ひの球突塲たまつきばを見つけて、さすがに學校をまつたくエスするといふほどではなかつたが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)