“我楽多文庫”の読み方と例文
旧字:我樂多文庫
読み方割合
がらくたぶんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度同時に硯友社けんゆうしゃの『我楽多文庫がらくたぶんこ』が創刊された。紅葉こうようさざなみ思案しあんけんを競う中にも美妙の「情詩人」が一頭いっとうぬきんでて評判となった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
して紙数しすうは無かつたけれど、素人しろうと手拵てごしらえにした物としては、すこぶ上出来じやうできで、好雑誌こうざつしひやうが有つたので、これ我楽多文庫がらくたぶんこの第四期です
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
丸岡九華きゅうか氏が加わって創立され、『我楽多文庫がらくたぶんこ』第一号が出たのは明治十八年五月二日だと考証されている。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)