“文庫藏”の読み方と例文
読み方割合
ぶんこぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五六にち稽古して愈々その日、文庫藏ぶんこぐらのまへの廣い廊下を舞臺にして、小さい引幕などをこしらへた。晝のうちからそんな準備をしてゐたのだが、その引幕の針金に祖母が顎をひつかけて了つた。
思ひ出 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)