トップ
>
我楽多文庫
>
がらくたぶんこ
ふりがな文庫
“
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)” の例文
旧字:
我樂多文庫
丁度同時に
硯友社
(
けんゆうしゃ
)
の『
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
』が創刊された。
紅葉
(
こうよう
)
、
漣
(
さざなみ
)
、
思案
(
しあん
)
と
妍
(
けん
)
を競う中にも美妙の「情詩人」が
一頭
(
いっとう
)
地
(
ち
)
を
抽
(
ぬき
)
んでて評判となった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
然
(
さ
)
して
紙数
(
しすう
)
は無かつたけれど、
素人
(
しろうと
)
の
手拵
(
てごしらえ
)
にした物としては、
頗
(
すこぶ
)
る
上出来
(
じやうでき
)
で、
好雑誌
(
こうざつし
)
と
云
(
い
)
ふ
評
(
ひやう
)
が有つたので、
是
(
これ
)
が
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の第四期です
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
丸岡
九華
(
きゅうか
)
氏が加わって創立され、『
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
』第一号が出たのは明治十八年五月二日だと考証されている。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かつて文壇の
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
と称えられた
硯友社
(
けんゆうしゃ
)
、その星座の各員が陣を構え、
塞頭
(
さいとう
)
高らかに、
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の旗を
飜
(
ひるがえ
)
した、
編輯所
(
へんしゅうじょ
)
があって、心織筆耕の花を咲かせ、
綾
(
あや
)
なす霞を
靉靆
(
たなび
)
かせた。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の
第五期
(
だいごき
)
に
成
(
な
)
る、
表画
(
ひやうぐわ
)
は
故
(
こ
)
穂庵翁
(
すゐあんおう
)
の筆で
文昌星
(
ぶんしやうせい
)
の
図
(
づ
)
でした、
是
(
これ
)
が
前
(
さき
)
の
廃刊
(
はいかん
)
した号を追つて、二十二
号
(
がう
)
迄
(
まで
)
出して
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
さて
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の名が
漸
(
やうや
)
く
書生間
(
しよせいかん
)
に知れ
渡
(
わた
)
つて来たので、
四方
(
しはう
)
から入会を
申込
(
まをしこ
)
む、社運隆盛といふ
語
(
ことば
)
を
石橋
(
いしばし
)
が
口癖
(
くちぐせ
)
のやうに言つて
喜
(
よろこ
)
んで
居
(
ゐ
)
たのは
此頃
(
このころ
)
でした
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
庫
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“我楽多”で始まる語句
我楽多