“休暇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすみ48.0%
きゅうか32.0%
きうか12.0%
おやすみ4.0%
ひま4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桶屋さんで三百フランのお金を盗られた一件ね。あれは恰度こちらの息子さんが復活祭の休暇やすみで帰っていたときのことなんだからね
情状酌量 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
薮入やぶいりかい? ばかだなあ。奉公人じゃあるまいし。日曜や休暇きゅうかには大手をふって帰ってくる。寄宿舎へはいっているのも同じことさ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「役に立つやうに、つゝましくなるように。休暇きうかは、お願ひ出來るなら、いつもローウッドで、過すようにして下さい。」
蜻蛉とんぼも夏の休暇おやすみか。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
独逸では戦争から起る人口の減少を気遣つて、戦線に立つてゐる元気な壮丁さうていに、時々休暇ひまを呉れて郷里くにに帰らせ、婦人をんなと見れば無差別に子種を植付うゑつけようとしてゐる。