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叙
ふりがな文庫
“叙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
敍
読み方
割合
じょ
50.0%
の
37.1%
じよ
4.8%
つい
1.6%
ついで
1.6%
のぼ
1.6%
ジヨ
1.6%
ノ
1.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょ
(逆引き)
几董
(
きとう
)
の俳句に「晴るる日や雲を貫く雪の不尽」といふがあり、極めて尋常に
叙
(
じょ
)
し去りたれども不尽の趣はかへつて善く現れ申候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
叙(じょ)の例文をもっと
(31作品)
見る
の
(逆引き)
彼らのかいたものには筋のないものが多い。進水式をかく。すると進水式の雑然たる光景を雑然と
叙
(
の
)
べて知らぬ顔をしている。
写生文
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
叙(の)の例文をもっと
(23作品)
見る
じよ
(逆引き)
例へば、
亜剌比亜
(
アラビア
)
人の形容を
其儘
(
そのまま
)
翻訳して居るのに非常に面白いものがある。男女の
抱擁
(
はうよう
)
を「
釦
(
ボタン
)
が釦の
孔
(
あな
)
に嵌まるやうに
一緒
(
いつしよ
)
になつた」と
叙
(
じよ
)
してある如き其の一つである。
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
叙(じよ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
つい
(逆引き)
踏海
(
とうかい
)
の策敗れて下田の獄に繋がるるや、
獄卒
(
ごくそつ
)
に説くに、自国を尊び、外国を卑み、
綱常
(
こうじょう
)
を重んじ、
彝倫
(
いりん
)
を
叙
(
つい
)
ずべきを以てし、狼の目より涙を流さしめたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
叙(つい)の例文をもっと
(1作品)
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ついで
(逆引き)
「喜び
叙
(
ついで
)
にもう一ツ喜んで下さい。我輩今日一等進みました」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
叙(ついで)の例文をもっと
(1作品)
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のぼ
(逆引き)
(あれも七十にもなって、まだ
下位
(
げい
)
に留まっていたのか。さてさて気の毒した。三
位
(
み
)
にでも
叙
(
のぼ
)
せてやれ)
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叙(のぼ)の例文をもっと
(1作品)
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ジヨ
(逆引き)
七位允
(
シチヰノジヨウ
)
、
前
(
サキ
)
ノ滝口ノ
平
(
タヒラノ
)
小次郎将門ヲ以テ、相馬
御厨
(
ミクリヤ
)
ノ
下司
(
ゲス
)
ニ
叙
(
ジヨ
)
ス。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叙(ジヨ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ノ
(逆引き)
織田中将信忠、情ヲ
叙
(
ノ
)
ベテ、敢テ
勧
(
スス
)
ム。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叙(ノ)の例文をもっと
(1作品)
見る
叙
常用漢字
中学
部首:⼜
9画
“叙”を含む語句
叙事詩
叙情詩
叙任
叙述
宣叙調
叙唱
細叙
叙位
陞叙
叙勲
叙爵
叙景
叙情的
略叙
姜叙
宣叙
柳氏叙訓
面叙
自叙伝
記叙
...
“叙”のふりがなが多い著者
吉川英治
南方熊楠
二葉亭四迷
新渡戸稲造
小山清
柳田国男
幸田露伴
正岡容
夏目漱石
正岡子規