“叙情詩”のいろいろな読み方と例文
旧字:敍情詩
読み方割合
じょじょうし33.3%
リリック33.3%
リリツク33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それだと、大がかりな、叙事詩じょじしのテーマにはなりかねますな」と、さも勿体もったいらしくかれ指摘してきした。——「しかし、叙情詩じょじょうしの材料として、あなたのイデーを頂くとしましょう」
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
苦しいけれど、矢張り新しい生活は其烈しい戰爭の中で營まれるんですね。……が、です、田舍へ來ると違ひます。田舍にはロマンチックが殘つてます。夢が殘つてます、叙情詩リリックが殘つてます。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
苦しいけれど、矢張新しい生活は其烈しい戦争の中で営まれるんですね。……が、です、田舎へ来ると違ひます。田舎にはロマンチツクが残つてます。夢が残つてます、叙情詩リリツクが残つてます。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)