“じょじょうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抒情詩90.9%
叙情詩9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抒情詩じょじょうしでは子規の俳句や、鉄幹の歌の生れぬ先であったから、誰でも唐紙とうしった花月新誌や白紙はくしに摺った桂林一枝けいりんいっしのような雑誌を読んで、槐南かいなん
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
なみに明け浪にれる日々。それから毎日、海をみてくらしていました。だれやらの抒情詩じょじょうしではありませんが、ただ青く遠きあたりは、たとうれば、古き思い出。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
「それだと、大がかりな、叙事詩じょじしのテーマにはなりかねますな」と、さも勿体もったいらしくかれ指摘してきした。——「しかし、叙情詩じょじょうしの材料として、あなたのイデーを頂くとしましょう」
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)