“ノ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
語句割合
25.6%
14.0%
9.3%
退7.0%
4.7%
4.7%
2.3%
2.3%
2.3%
度會乃2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、来臨したまれびとのり出す咒詞の威力は、旧室フルムロを一挙に若室ワカムロ新殿ニヒドノに変じて了ふのであつた。尠くとも、さう信じてゐた。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
トリツク怒濤ドトウジツタノシキ小波サザナミ、スベテ、コレ、ワガイノチ、シバラクモビテミタイ下心シタゴコロ所為ショイ東京トウキョウノオリンピックテカラニタイ、読者ドクシャソウカトカルクウナズキ、フカキトガメダテ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
三津郷……大穴持命おおなもちのみことの御子阿遅須枳高日子アヂスキタカヒコ命……大神ユメぎ給はく「御子のく由をれ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子のコトカヨふと見ましき。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
當麻語部タギマノカタリベの嫗なども、都の上﨟ジヤウラフの、もの疑ひせぬ清い心に、知る限りの事を語りかけようとした。だが、忽違つた氏の語部なるが故に、追ひ退けられたのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
執術トルワザ鈍有丹ニブカラムニ炎曜カヾヤク 金造コガネヅクリ大刀タチ何将為ナニセム
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
十五初メテマユ
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ク八石ヲセテ、一人ニテスヲ得ベシ。前ハ牛頭ノ如シ。マタ、大車アリ、四人ヲ用イテ、十石ヲ推載ス。ケダシ木牛流馬ニナラエルモノカ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
木牛トハ、四角ナル腹、マガレルカシラ、四本ノ脚、屈折自在、機動シテ歩行ス。カシラクビノ中カラ出ル、多クヲセ得ルモ、速度ハ遅シ。大量運搬ウンパンニ適シ、日常小事ノ便ニハ用イ難シ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
織田中将信忠、情ヲベテ、敢テススム。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
のろふがさうした分化を遂げるには、る・るなどの悪し様に言ふと言つた用語例が助けてゐる事であらう。
攝津國東生郡生國魂神社、兎原郡河内國魂神社、伊勢國度會郡大國玉比賣神社、度會乃大國玉比賣神社、尾張中島郡尾張大國靈神社
卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
是は、彼が歌を愛するあまり、「ハナ沙久等サクラ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
タヒラニシテ、敵ノ上方勢ヲ見ルニ、武具馬具光リ輝キ、将卒ノ気ハミナビヤカニ、陣装ヂンサウ燦爛サンラン、馬ハ長大ニシテ、悍気カンキ高ク、海外ヨリ得タル新兵器ト火薬ナドノ物智ブツチケ、武者立チ、イカメシク
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
... 是は倭の国の物実モノザネ(又ものしろ)とみ曰ひて乃ち反りぬ」とあるのも、国のカシりの為に土を持つて行つたのであつた。
「……三神の名をりて、且重ねて曰はく『吾が名は、向匱ムカヒツ男聞襲大歴五御魂速狭騰尊なり』……」
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
のろふがさうした分化を遂げるには、る・るなどの悪し様に言ふと言つた用語例が助けてゐる事であらう。
堂宇ドウウニ依ル。雌雄カタチヲ以テ、羽翼ヲベ張ル。コレ燕ノ卵ナリ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
物語歌に見えた真間のてこな・屋の海辺村ウナヒ処女其他は、前代以来の伝説上の人で、あの種の巫女の人の妻となる事を避けた信仰の印象であつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……地をアタラしとこそ、我が汝兄ナセの命かくしつれとり直せども、猶其悪態不止而ナホソノアシキワザヤマズシテ転。(神代記)
言語の用語例の推移 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
後、漸く山の主神に仕へる処女を定めて、一人野山に別居させる様になつて、ミヤの起りとなつた。山の神に仕へる巫女が、野宮に居て、祭り日には神に代つて来る様にもなつた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
コーヒーンデ明日アスレヌイノチツメ、溜息タメイキホカ手段シュダンナキ、コレラ一万イチマン青年セイネンオモエ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
各〻、龍ノ如キ馬ニリ、士卒雲ノ如ク、コレニ従フ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)