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告
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ノ
ふりがな文庫
“
告
(
ノ
)” の例文
三津郷……大穴持命の御子
阿遅須枳高日子
(
アヂスキタカヒコ
)
命……大神
夢
(
ユメ
)
に
願
(
ネ
)
ぎ給はく「御子の哭く由を
告
(
ノ
)
れ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子の
辞
(
コト
)
通
(
カヨ
)
ふと見ましき。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
三津郷……
大穴持命
(
おおなもちのみこと
)
の御子
阿遅須枳高日子
(
アヂスキタカヒコ
)
命……大神
夢
(
ユメ
)
に
願
(
ネ
)
ぎ給はく「御子の
哭
(
な
)
く由を
告
(
ノ
)
れ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子の
辞
(
コト
)
通
(
カヨ
)
ふと見ましき。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
語部が鎮魂の「
歌
(
ウタ
)
ノ
本
(
モト
)
」を語る事が見え、又「事
ノ
本」を
告
(
ノ
)
るなど言ふ事も見えてゐる。うたやことわざ・神事の本縁なる叙事詩を物語つた様子が思はれる。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
祝詞の名は、奈良に入つて出来たもので、唯此までもあつた「
告
(
ノ
)
り
処
(
ト
)
」なる神事の座で唱へる「のりと
言
(
ゴト
)
」に限つての名が、漸くすべての呪言の上におし拡められて来たのである。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
畏
(
カシコ
)
みと
告
(
ノ
)
らずありしを。み
越路
(
コシヂ
)
の たむけに立ちて、妹が名
告
(
ノ
)
りつ(万葉巻十五)
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“告”を含む語句
密告
報告
告別
広告
告白
忠告
名告
宣告
御告
告口
布告
警告
告訴
告知
告文
諭告
勧告
誣告
春告鳥
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