“告知”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくち40.0%
しらせ40.0%
つげしら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀行を出ようとして、彼が、掲示板の中に、パリ銀行のロンドンに移転してきた告知こくちポスターを見落したとしたら、彼の上には、もっと深刻なるものが降ってきたことであろう。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
扨は我が諫めをれ給ひて屋島やしまに歸られしか、然るにても一言の我に御告知しらせなき訝しさよ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
腰元の島と申者ひそかに聞知私し共へ告知つげしらせ候間よんどころなく兩人申合せ藤五郎兄弟をすくひ出し候事に御座候之に依て何卒なにとぞ主税之助を召出めしいだされ右等の儀御吟味ごぎんみの上嘉川の家名かめい相立あひたつ御慈悲おじひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)