“告口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つげぐち90.5%
いつけぐち4.8%
つげくち4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
告口つげぐちをしたのはラヴィニアだと、三人は知りました。ミンチン先生は、足を鳴らして進みよると、またベッキイの耳を打ちました。
それじゃあおまえあんまりというものだよ、何もわたし達あおまえの叔母おばさんに告口いつけぐちでもしやしまいし、そんなにかくだてをしなくってもいいじゃあないか。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかるにお嬢様は此のお國を憎く思い、たがいにすれ/\になり、國々と呼び附けますると、お國は又お嬢様に呼捨よびすてにされるをいやに思い、お嬢様の事をあしざまに殿様に彼是かれこれ告口つげくちをするので