トップ
>
呼捨
ふりがな文庫
“呼捨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よびすて
80.0%
よびずて
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よびすて
(逆引き)
婢
(
をんな
)
は命
辛々
(
からがら
)
迯了
(
にげおほ
)
せけれども、目覚むると
斉
(
ひとし
)
く
頭面
(
まくらもと
)
は一面の火なるに仰天し、二声三声奥を
呼捨
(
よびすて
)
にして走り
出
(
い
)
でければ、
主
(
あるじ
)
たちは
如何
(
いか
)
になりけん、知らずと言ふ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
玉木さんは眼に見えない昔の士族の階級を今も
猶
(
なお
)
保存するかのように、真勢、真勢と
呼捨
(
よびすて
)
にした。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
呼捨(よびすて)の例文をもっと
(4作品)
見る
よびずて
(逆引き)
大原ばかりは朋友と話す時にも教師の事はいつでも誰先生と尊敬していうし、
独語
(
ひとりごと
)
にも先生先生という。最も感心な事は朋友の事をも決して
呼捨
(
よびずて
)
にしない。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
呼捨(よびずて)の例文をもっと
(1作品)
見る
呼
常用漢字
小6
部首:⼝
8画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“呼”で始まる語句
呼吸
呼
呼鈴
呼息
呼出
呼子
呼応
呼笛
呼気
呼込
“呼捨”のふりがなが多い著者
村井弦斎
尾崎紅葉
三遊亭円朝
幸田露伴
島崎藤村