“頭面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずめん50.0%
まくらもと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭の上へきらめくはがねがあっても、電光いなづまの如く斬込んで来た時は何うしてこれを受けるという事は知っているだろう、仏説ぶっせつにも利剣りけん頭面ずめんるゝ時如何いかんという事があって其の時が大切の事じゃ
をんなは命辛々からがら迯了にげおほせけれども、目覚むるとひとし頭面まくらもとは一面の火なるに仰天し、二声三声奥を呼捨よびすてにして走りでければ、あるじたちは如何いかになりけん、知らずと言ふ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)