“告別”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わかれ28.6%
いとまごい21.4%
いとまごひ14.3%
アデイユ14.3%
いとま7.1%
こくべつ7.1%
アブシート7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文三は狼狽あわてて告別わかれの挨拶を做直しなおして匇々そこそこ戸外おもてへ立出で、ホッと一息溜息ためいきいた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
翌日の晩方自分は父ともろともに、叔父と娘とを舟へ乗り込むまで見送ッたが,別れのきわに娘は自分に細々こまごま告別いとまごいをして再会を約した。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
遠方ゑんほう左遷させんことまり今日けふ御風聽ごふいてうながらの御告別いとまごひなりとわけもなくいへばおたみあきれて、御串談ごじようだんをおつしやりますな
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
どんな接吻も、どんな告別アデイユ此処ここにある。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
かれこれ四五十日がほどは帰省の機会おりを得ざるべく、しばしの告別いとまかたがた、一夜あるよ帰京して母の機嫌きげんを伺いたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
かれ告別こくべつに言へりけり
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
代表作は聖譚曲オラトリオ「創造」「四季」、それに百に余るシンフォニーのうちから「驚愕サープライズ」「軍隊」「告別アブシート」「オクスフォード」などが挙げられるだろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)