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告別
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いとまごい
ふりがな文庫
“
告別
(
いとまごい
)” の例文
翌日の晩方自分は父ともろともに、叔父と娘とを舟へ乗り込むまで見送ッたが,別れの
際
(
きわ
)
に娘は自分に
細々
(
こまごま
)
と
告別
(
いとまごい
)
をして再会を約した。
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
戦争に行くに
告別
(
いとまごい
)
の手紙の一通もやらぬ
不埒
(
ふらち
)
なやつと母は幾たびか怒りしが、世間の様子を聞けば、
田舎
(
いなか
)
よりその子の遠征を見送らんと
出
(
い
)
で来る老婆
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
されどまた七日の後には再び来たりておもむろに
告別
(
いとまごい
)
せんと青年は
嘆息
(
ためいき
)
つきて深く物を思えるさまなり、翁ははたと
手
(
て
)
を
拍
(
う
)
ち、しからばいよいよ遠く西に行きたもうこととなりしか。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“告別”の意味
《名詞》
告 別(こくべつ)
別れを告げること。
(出典:Wiktionary)
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“告別”で始まる語句
告別式
告別交響曲