“御厨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みくりや91.7%
ミクリヤ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の子郎党二十余人を教導して同じく出家させて同行とし、酒長しゅちょう御厨みくりや小倉の村に庵室を建てて念仏伝道をしていた。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「——宗家のおん大事、今にあるか」とばかり、近くは佐野、御厨みくりや、あるいは田沼、葛生くずうの山奥からも、夜ッぴて城戸へ馳せつけて来る騒ぎだった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七位允シチヰノジヨウサキノ滝口ノタヒラノ小次郎将門ヲ以テ、相馬御厨ミクリヤ下司ゲスジヨス。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)