“みくりや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミクリヤ
語句割合
御厨78.6%
御来屋7.1%
御來屋7.1%
御廚7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——宗家のおん大事、今にあるか」とばかり、近くは佐野、御厨みくりや、あるいは田沼、葛生くずうの山奥からも、夜ッぴて城戸へ馳せつけて来る騒ぎだった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いえ、御来屋みくりやうらからいくらの道でもない由です。したが、御諚ごじょうはとつぜんな儀、事は何せい、ゆゆしきお迎えでもありますれば多少の遅滞は無理ならずとも思われまする」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で御船は御来屋みくりや、赤崎あたりの沖をいつまで漂ッていて、うかと岸へ近づくふうもない。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある雲はその中腹に、ある雲はその頂きの方に走つてゐた。御來屋みくりやの驛まで乘つて行つた。そこまでゆくと、大山の溪谷までもかすかにあらはれて來た。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
将弘が将軍太郎といひ、将門が相馬小次郎といひ、系図には見えぬが、千葉系図には将門の弟に御廚みくりや三郎将頼といふがあつて、其次が大葦原四郎といつた事を考へると、将門は次男かとも思はれる。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)