“御厨村”の読み方と例文
読み方割合
みくりやむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……御厨村みくりやむらのほうでも、渡辺天蔵とその一類が集まって、一戦をも辞せずと、物々しく固めている由にござります」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてすぐ、人数をひきい、御厨村みくりやむらへ向って殺到したが、村近くまで来ると
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、その処分すべき人間が、主人の小六とは、血のつながっているおいの天蔵なのだ。御厨村みくりやむらに住んで、蜂須賀一族のわかれとして、常々、飼侍かいざむらいの二、三十人は家に置いている渡辺天蔵である。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)