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『黒い旗物語』
ふりがな文庫
『
黒い旗物語
(
くろいはたものがたり
)
』
どこからともなく、爺と子供の二人の乞食が、ある北の方の港の町に入ってきました。 もう、ころは秋の末で、日にまし気候が寒くなって、太陽は南へと遠ざかって、照らす光が弱くなった時分であります。毎日のように渡り鳥は、ほばしらの林のように立った港の …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日本少年」1915(大正4)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
さ
)
汝
(
われ
)
暗
(
くろ
)
後
(
うし
)
上
(
あ
)
後
(
ご
)
一歩
(
いっぽ
)
上
(
うえ
)
中空
(
そら
)
樹
(
じゅ
)
一軒
(
けん
)
下
(
お
)
飯
(
はん
)
情
(
なさ
)
戸
(
こ
)
止
(
と
)
本
(
ほん
)
荒
(
あ
)
指
(
ゆび
)
辺
(
あた
)
疑
(
うたぐ
)
足先
(
つまさき
)
方
(
がた
)
海鳥
(
かいちょう
)
鳥
(
どり
)
終日
(
しゅうじつ
)
従
(
したが
)
与
(
あた
)
中
(
なか
)
主人
(
しゅじん
)
香
(
にお
)
人
(
にん
)
体
(
からだ
)
偽物
(
ぎぶつ
)
頭
(
あたま
)
光
(
ひか
)
響
(
ひび
)
入
(
はい
)
群
(
む
)
内
(
なか
)
当
(
あ
)
老人
(
ろうじん
)
出
(
だ
)
陸
(
りく
)
腹
(
はら
)
煙
(
けむり
)
金
(
きん
)
扱
(
あつか
)
抱
(
だ
)
有
(
あ
)
西洋
(
せいよう
)
着
(
き
)
声
(
ごえ
)
日増
(
ひま
)
起
(
お
)
赤
(
か
)
盗
(
ぬす
)
奪
(
うば
)
方
(
ほう
)
狂
(
くる
)
端
(
はし
)
立
(
た
)
突
(
つ
)
空腹
(
くうふく
)
空怖
(
そらおそ
)
空
(
そら
)
秋
(
あき
)
私
(
わたし
)
破
(
やぶ
)
砕
(
くだ
)
知
(
し
)
着物
(
きもの
)
真珠
(
しんじゅ
)
真
(
ま
)
目
(
め
)
焼
(
や
)
海風
(
かいふう
)
海鳴
(
うみな
)
浸
(
ひた
)
消
(
き
)
涙
(
なみだ
)
渡
(
わた
)
港
(
みなと
)
渺茫
(
びょうぼう
)
漁夫
(
りょうし
)
濁
(
にご
)
火
(
ひ
)
火事
(
かじ
)
火鉢
(
ひばち
)
焚
(
た
)
無理
(
むり
)
用
(
よう
)
白
(
しろ
)
疲労
(
つかれ
)
疲
(
つか
)
番頭
(
ばんとう
)
畑
(
はたけ
)
町
(
まち
)
申
(
もう
)
煮
(
に
)