“十萬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じふまん50.0%
じゆうまん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天(てん)未(いまだ)に闇(くら)し。東方(とうはう)臥龍山(ぐわりうざん)の巓(いたゞき)少(すこ)しく白(しら)みて、旭日(きよくじつ)一帶(いつたい)の紅(こう)を潮(てう)せり。昧爽(まいさう)氣(き)清(きよ)く、神(しん)澄(す)みて、街衢(がいく)縱横(じうわう)の地平線(ちへいせん)、皆(みな)眼眸(がんぼう)の裡(うち)にあり。然(しか)して國主(こくしゆ)が掌中(しやうちう)の民(たみ)十萬(じふまん)、今(いま)はた何(なに)をなしつゝあるか。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
即(すなは)ち大正十二年(たいしようじゆうにねん)の關東大地震(かんとうだいぢしん)に於(おい)ては十萬(じゆうまん)の生命(せいめい)と五十五億圓(ごじゆうごおくえん)の財産(ざいさん)とを失(うしな)ひ、二年後(にねんご)但馬(たじま)の國(くに)のけちな地震(ぢしん)の爲(ため)、四百(しひやく)の人命(じんめい)と三千萬圓(さんぜんまんえん)の財産(ざいさん)とを損(そん)し
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)