“人命”の読み方と例文
読み方割合
じんめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
難破船があるという無電によって、人命(じんめい)をすくうため現場までいってみれば、それらしい船影(せんえい)はなくて、あの不吉な黒リボンの花輪が漂っていた。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
下敷(したじき)になつた人(ひと)を助(たす)け出(だ)すことは震災(しんさい)の防止上(ぼうしじよう)最(もつと)も大切(たいせつ)なことである。なんとなれば震災(しんさい)を被(かうむ)る對象物中(たいしようぶつちゆう)、人命(じんめい)ほど貴重(きちよう)なものはないからである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
去年(きよねん)も御坊様(おばうさま)、親子連(おやこづれ)の順礼(じゆんれい)が間違(まちが)へて入(はい)つたといふで、はれ大変(たいへん)な、乞食(こじき)を見(み)たやうな者(もの)ぢやといふて、人命(じんめい)に代(かは)りはねえ、追(おツ)かけて助(たす)けべいと、巡査様(おまはりさま)が三人(にん)、村(むら)の者(もの)が十二人(じふにゝん)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)