トップ
>
咀
ふりがな文庫
“咀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のろ
79.4%
か
5.9%
くら
2.9%
のろい
2.9%
のろお
2.9%
トコ
2.9%
ノロ
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のろ
(逆引き)
ハルスカイン家の血統が、こうして吾々二人のために
咀
(
のろ
)
われて、あとかたもなく亡びて行くのをボンヤリ眺めている訳には行かない。
霊感!
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
咀(のろ)の例文をもっと
(27作品)
見る
か
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
讀書
(
どくしよ
)
を
好
(
この
)
んで、
屡〻
(
しば/\
)
倶樂部
(
くらぶ
)
に
行
(
い
)
つては、
神經的
(
しんけいてき
)
に
髭
(
ひげ
)
を
捻
(
ひね
)
りながら、
雜誌
(
ざつし
)
や
書物
(
しよもつ
)
を
手當次第
(
てあたりしだい
)
に
剥
(
は
)
いでゐる、
讀
(
よ
)
んでゐるのではなく
咀
(
か
)
み
間合
(
まにあ
)
はぬので
鵜呑
(
うのみ
)
にしてゐると
云
(
い
)
ふやうな
鹽梅
(
あんばい
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
咀(か)の例文をもっと
(2作品)
見る
くら
(逆引き)
昌黎
(
しやうれい
)
信
(
まこと
)
とせず、
審
(
つまびらか
)
に
其
(
そ
)
の
仔細
(
しさい
)
を
詰
(
なじ
)
れば、
韓湘
(
かんしやう
)
高
(
たか
)
らかに
歌
(
うた
)
つて
曰
(
いは
)
く、
青山雲水
(
せいざんうんすゐ
)
の
窟
(
くつ
)
、
此
(
こ
)
の
地
(
ち
)
是
(
こ
)
れ
我
(
わ
)
が
家
(
いへ
)
。
子夜
(
しや
)
瓊液
(
けいえき
)
を
飱
(
そん
)
し、
寅晨
(
いんしん
)
降霞
(
かうか
)
を
咀
(
くら
)
ふ。
琴
(
こと
)
は
碧玉
(
へきぎよく
)
の
調
(
てう
)
を
彈
(
たん
)
じ、
爐
(
ろ
)
には
白珠
(
はくしゆ
)
の
砂
(
すな
)
を
煉
(
ね
)
る。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
咀(くら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
のろい
(逆引き)
咀う口から出る
咀
(
のろい
)
や、いろいろの
嘲
(
あざけり
)
の
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
咀(のろい)の例文をもっと
(1作品)
見る
のろお
(逆引き)
その結果がビフテキ主義となろうが、
馬鈴薯
(
じゃがいも
)
主義となろうが、
将
(
は
)
た
厭世
(
えんせい
)
の徒となってこの生命を
咀
(
のろお
)
うが、決して
頓着
(
とんじゃく
)
しない!
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
咀(のろお)の例文をもっと
(1作品)
見る
トコ
(逆引き)
うけふが後に
咀
(
ノロ
)
ふの内容を持つて来た様に、此も、音韻の変化と意義分化とが並び行はれて、誓ふと
咀
(
トコ
)
ふとの相違を生じる事になつたと類推する事が出来さうである。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
咀(トコ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ノロ
(逆引き)
うけふが後に
咀
(
ノロ
)
ふの内容を持つて来た様に、此も、音韻の変化と意義分化とが並び行はれて、誓ふと
咀
(
トコ
)
ふとの相違を生じる事になつたと類推する事が出来さうである。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
咀(ノロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
咀
漢検1級
部首:⼝
8画
“咀”を含む語句
呪咀
咒咀
咀嚼
呪咀絵
咀叉始羅
咀呪
咀咒
咀嚼物
咀嚼胃
咒咀主
“咀”のふりがなが多い著者
杉山萠円
徳冨蘆花
蒲原有明
辰野隆
アントン・チェーホフ
夢野久作
末吉安持
内田魯庵
紫式部
三遊亭円朝