“咒咀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅそ46.2%
のろ15.4%
のろい15.4%
まじない7.7%
じゆそ7.7%
ジユソ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその後まもなく、天平元年四月百官にたまわれるみことのりには「有習異端、蓄積幻術厭魅えんみ咒咀じゅそ、害傷百物、首斬従流」
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「兄上、いやいや仮面の悪鬼! 悪病の持ち主、纐纈城主! 俺はお前を憎んでやる! お前だけは許すことは出来ない! 咒咀のろわれておれ! 罰せられておれ!」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「それではお前まだ聞かぬか? その美しい鳰鳥には、聞いただけでも慄然ぞっとする咒咀のろいまつわっておるそうじゃ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あるいは咒咀まじないをしたり、あるいは人のために幸福しあわせを祈ったりしますので、時によると人に害を加える悪い咒咀をして人を殺すような祈祷もするというのがチベット人の信仰である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
泉の底の咒咀じゆそのこゑ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
(美福門院)ヲ咒咀ジユソシ奉ルノ罪ニ依ルナリ。