“厭魅”の読み方と例文
読み方割合
えんみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその後まもなく、天平元年四月百官にたまわれるみことのりには「有習異端、蓄積幻術厭魅えんみ咒咀じゅそ、害傷百物、首斬従流」
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
奈良朝になると、髪の毛をきたな佐保川さほがわ髑髏どくろに入れて、「まじもの」せる不逞ふていの者などあった。これは咒詛調伏じゅそちょうぶくで、厭魅えんみである、悪い意味のものだ。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)