“じゆそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ジユソ
語句割合
呪詛40.0%
呪咀33.3%
咒詛13.3%
呪誼6.7%
咒咀6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官憲が丁度よく私と外界とを遮斷してくれますから、私に對するあらゆる讒謗ざんばうも、呪詛じゆそもなくなつてしまひませう。その代り私が歸つて來ましたら……。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
殿とのだになくばこゝろしづかかなるべきか、いな、かゝることおもふまじ、呪咀じゆそことばとなりてむべきものを。
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「吹雪物語」を読む人は、ただ、悔恨と、咒詛じゆそと、疑惑と、絶望と、毒を読みとるにすぎないでせう。
後記〔『炉辺夜話集』〕 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
世の能く欲して能く遂ぐる人々は、我がいたづらに欲せしところに就いて、自在に評論せよ。されど汝等は裁決せざれ。さらば汝等は裁決せられざるならん。汝等は呪誼じゆそせざれ。
泉の底の咒咀じゆそのこゑ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)