“のろひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
44.0%
呪詛24.0%
呪咀16.0%
咒詛8.0%
8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金澤町のとある路地の奧、二た間の長屋に膝小僧を抱いて逼塞ひつぱくしてゐる四十年輩の浪人者は、よく來た——とばかりに、惡罵とのろひの嵐を浴びせるのです。
ちぎるるがごとひたわめく、呪詛のろひうゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
二人ふたりがほかのたましひのありとあらゆるその呪咀のろひ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
この咒詛のろひ、身にひきまとふ苦しさに、みそら仰ぎて
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
雲間に生れしのろひの子等即ち飽いてその二重ふたへの腰をもてテゼオと爭へる者を憶へ 一二一—一二三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)