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逼塞
ふりがな文庫
“逼塞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっそく
83.7%
ひつそく
14.3%
ひつぱく
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっそく
(逆引き)
考えてみると、足利家の門の繁昌も、赤橋守時が執権中だけのことで、そのごは守時の
逼塞
(
ひっそく
)
と共に、高氏も不遇な方にちがいなかった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
逼塞(ひっそく)の例文をもっと
(41作品)
見る
ひつそく
(逆引き)
何れも旧南部藩の
武家
(
さむらひ
)
、廃藩置県の大変遷、六十余州を一度に洗つた浮世の波のどさくさに、相前後して盛岡の城下から、この
農村
(
ひやくしやうむら
)
に
逼塞
(
ひつそく
)
したのだ。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
逼塞(ひつそく)の例文をもっと
(7作品)
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ひつぱく
(逆引き)
金澤町のとある路地の奧、二た間の長屋に膝小僧を抱いて
逼塞
(
ひつぱく
)
してゐる四十年輩の浪人者は、よく來た——とばかりに、惡罵と
呪
(
のろひ
)
の嵐を浴びせるのです。
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
逼塞(ひつぱく)の例文をもっと
(1作品)
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“逼塞”の解説
逼塞(ひっそく)は、江戸時代に武士または僧侶に科せられた刑罰。門を閉ざし昼間の出入りを許さないもの。閉門より軽く50日間と30日間の2種類があった。
普通名詞としては、世間から隠れてひっそりと暮らすことを意味する。
蟄居>閉門>逼塞>差控
(出典:Wikipedia)
逼
漢検準1級
部首:⾡
13画
塞
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“逼”で始まる語句
逼
逼迫
逼息
逼仄
逼真
検索の候補
御逼塞
国許逼塞
塞逼
“逼塞”のふりがなが多い著者
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