“ひっそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逼塞89.1%
逼息8.7%
逼仄2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしかに、綱宗が逼塞ひっそくを命ぜられたときは、酒井忠清と一ノ関との密約を知って、事を荒立てず「未然に防ごう」という方針をとった。
家倉を張った大商人おおあきんどが根こそぎ焼かれて、田舎へ引込むとか他の町へ逼息ひっそくするなどということも珍しくないし、貸家ずまいの者などは殆んどが移転してしまう
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
彼の生涯を以て松陰に比す、独りその長きを加うのみならず、その危険逼仄ひっそくなる、またさらに甚しきものあり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)