“屡〻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しばしば83.1%
しば/\15.3%
しば/″\1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女中達に対する愛憎の変化が激しくなって、嫌い出すと極端な言葉を使い、「殺す」とか「殺してやる」とか云うことを屡〻しばしば口走る。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
神の現前しくは内住若しくは自我の高挙、光耀等の意識につきては、事に触れ境に接して、予がこれまで屡〻しば/\みづから経たる所なりしが
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
空氣みごもり、帶となるべき糸をたもつにいたるとき、われらは屡〻しば/″\ラートナのむすめの亦かくの如く卷かるゝを見る 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)