“しばしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屡々57.8%
22.8%
屡〻11.3%
数々3.1%
数〻1.0%
屡次0.8%
0.8%
数次0.8%
屡ゝ0.5%
數次0.3%
0.3%
屡屡0.3%
暫々0.3%
繁々0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも電話帳や紳士録に乗っている名前では何だかインテリやブルジョアじみているような気がして満足出来ない場合が屡々ある。
創作人物の名前について (新字新仮名) / 夢野久作(著)
痩容詩魔の為のみならんや。往昔自然主義新に興り、流俗の之に雷同するや、塵霧高鳥を悲しましめ、泥沙に老龍を困しましむ。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
丁度泊りがけで鎌倉に行って居た国男も戻り、屡〻噂にきく山田氏ツーさん等も見えたので、自分も荷作りを中止して仲間入りをした。
庸兵をって之を追い、殺傷甚だ多し。や、燕王数々し、諸将帝のを奉ずるを以て、を加えず。燕王も亦を知る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その不快を極むるところの一路なるをも忌み厭ふにあらずして渠身不相応なる大船の数〻出入するに徴して知るべし。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
文団治は高座から、の話が今時の客にるものかといって、客と屡次喧嘩をして、話を途中でやめて引下った事を私は覚えているので、この入墨を見た時、なるほどと思った。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
黎元撫育する年歳を経たり。風化して、囹圄しからず。通旦を忘れて憂労り。頃者はし、地震動す。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
るところ無くしける。されど燕王答えたまわねば、数次書をりけるが、皆無かりけり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
もとより結婚といふものは、何かの情実に頼らなければ成り立ち得ぬものには違ひないが、しかもその情実が屡ゝ人を裏切りやすいところに、結婚の危険はひそんでゐるのだ。
母たち (新字旧仮名) / 神西清(著)
果敢ない煙草入懸念するやうに數次いた。陰鬱小屋かつた。かにつたさな銀貨らかのへた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次にはのやうにまれてある。それが彼等伴侶注目いた。それとはなしに數次主人げられた。開墾地いたをもんだといふことまで主人つた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
曰く、其の宝を懐きて其の邦を迷わすは、仁と謂うべきかと。曰く、不可なりと。事を従うを好みて時を失うは、知と謂うべきかと。曰く、不可なりと。日月逝き、歳我と与にせずと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
併し、当時妾の心の悩みは屡屡佐野の幻影に攪乱され、ひどく妾の心身の疲れてるのを心配して、ロダンさんは妾にモスコー行きをお薦めになりました。
バルザックの寝巻姿 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
或は恐る、に述作無きに至らむをと。あらず、あらず、この暫々濫用せらるる「不感無覚」の語義を芸文の上より解する時は、単に近世派の態度を示したるに過ぎざるなり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
「さて其許も二十二歳、若盛りの大切の時期、文武両道を励まねばならぬ。時々参られるのはよろしいが、あまり繁々来ませぬよう」
柳営秘録かつえ蔵 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)