トップ
>
屡ゝ
>
しばしば
ふりがな文庫
“
屡ゝ
(
しばしば
)” の例文
垂水の家で、また須磨寺の家で、至と麻子とは
屡ゝ
(
しばしば
)
顔を合せた。昔、厚母の家がまだ二条にあつたころ、幼い二人はよく法要や誕生祝ひの席で隣合せに坐つたものであつた。
垂水
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
もとより結婚といふものは、何かの情実に頼らなければ成り立ち得ぬものには違ひないが、しかもその情実が
屡ゝ
(
しばしば
)
人を裏切りやすいところに、結婚の危険はひそんでゐるのだ。
母たち
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
屡
漢検準1級
部首:⼫
12画
ゝ
“屡”で始まる語句
屡々
屡
屡〻
屡次
屡叩
屡瞬
屡屡
屡〻見