“かず/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
數々64.7%
数々23.5%
數〻5.9%
種々5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南無成田山不動明王(なむなりたさんふどうみやうわう)をはじめ奉(たてまつ)り、こんがら童子(どうじ)、せいたか童子(どうじ)、甲童子(かふどうじ)、乙童子(おつどうじ)、丙童子(へいどうじ)、いばらぎ童子(どうじ)、酒呑童子(しゆてんどうじ)、其(そ)のほか數々(かず/\)二十四童子(にじふしどうじ)。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
あらゆる記憶の数々(かず/\)が電光のやうに閃(ひらめ)く。最初地方町(ぢかたまち)の小学校へ行く頃(ころ)は毎日のやうに喧嘩(けんくわ)して遊んだ。やがては皆(みん)なから近所の板塀(いたべい)や土蔵(どざう)の壁に相々傘(あひ/\がさ)をかゝれて囃(はや)された。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
君(きみ)よりも十通(つう)に一度(ど)の返事(へんじ)を與(あた)へ給へ、睡(ねふ)りがたき秋(あき)の夜(よ)は胸(むね)に抱(いだ)いてまぼろしの面影(おもかげ)をも見(み)んと、このやうの數〻(かず/\)を並(な)らべて男(をとこ)なきに涙(なみだ)のこぼれるに、ふり仰向(あほの)てはんけちに顏(かほ)を拭(ぬぐ)ふさま
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼方(かなた)よりも數〻(かず/\)思(おも)ひ出(で)の詞(ことば)うれしく見(み)つる、夫(そ)れも過(す)ぎては月(つき)に一二度(ど)の便(たよ)り、はじめは三四度(ど)も有(あ)りけるを後(のち)には一度(ど)の月(つき)あるを恨(うら)みしが、秋蠶(あきご)のはきたてとかいへるに懸(かゝ)りしより、二月(つき)に一度(ど)
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しかしながら画(ゑ)には虚(そらごと)もまじへざればそのさまあしきもあるべけれど、あまりにたがひたれば玉山の玉に瑾(きず)あらんも惜(をし)ければ、かねて書通(しよつう)の交(まじは)りにまかせて牧之が拙(つたな)き筆にて雪の真景(しんけい)種々(かず/\)写(うつ)し