“しげしげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繁々80.8%
茂々7.7%
頻繁3.8%
恍惚3.8%
繁繁3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな者が繁々(しげしげ)入り込んでは、ほかの信者の手前もあり、もう一つには善昌の方にも何かうしろ暗いことがあって……これは当人がどうしても白状せず
半七捕物帳:21 蝶合戦 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「まあまあ、何をおっしゃるやら、以前(いぜん)のようには、茂々(しげしげ)お目にかかれませぬに——」
私かうして始終お訪ね申しますし、鰐淵さんも頻繁(しげしげ)いらつしやるので、度々(たびたび)お目に懸るところから、何とかお想ひなすつたのでございませう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
主治医も、助手も、看護婦も、附添婆(つきそひばば)も、受附も、小使も、乃至(ないし)患者の幾人も、皆目を側(そば)めて彼と最も密なる関係あるべきを疑はざるまでに、満枝の頻繁(しげしげ)病(やまひ)を訪ひ来るなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
奥様は残った花の香を嗅(か)いで御覧なすって、恍惚(しげしげ)とした御様子をなさいました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
かれらは繁繁(しげしげ)と私をたずねた。私は極度に不安な心でくらした。
或る少女の死まで (新字新仮名) / 室生犀星(著)