“とぼけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恍惚33.3%
恍気33.3%
滑稽33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通に邪視を以て睥(にら)み詰めると、虫や鳥などが精神恍惚(とぼけ)て逃ぐる能わず、蛇に近づき来り、もしくは蛇に自在に近づかれて、その口に入るをいうので、鰻が蛇に睥まれて、頭を蛇の方へ向け游(およ)ぎ
さあ、のつぺらぱうか、目一(めひと)つか、汝(おのれ)其(そ)の真目(まじ)/\とした与一平面(よいちべいづら)は。眉(まゆ)なんぞ真白(まつしろ)に生(はや)しやがつて、分別(ふんべつ)らしく天窓(あたま)の禿(は)げたは何事(なにごと)だ。其(そ)の顱巻(はちまき)を取(と)れ、恍気(とぼけ)るな。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
であるから、独りの時には、矢張(やっぱり)元の無邪気な人懐こい犬で、滑稽(とぼけ)た面(かお)をして他愛のない事ばかりして遊んでいる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)